10月も半ばになり、いよいよ本格的な秋が始まりましたね。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、皆さんはこの秋にどんなことをする予定ですか?
そして秋といえば、気温や自然の色彩が変わるという嬉しいことがある反面、花粉症の方にとっては少し大変な季節でもありますよね。
ということで今回は、秋に飛散する花粉の種類や対処法について、詳しく見ていき、素敵な秋を過ごすヒントにしましょう!
この記事でわかること
秋の花粉の種類
- ブタクサ花粉
- ヨモギ花粉
花粉の対処法
- マスクの着用
- 服や室内の掃除
- 花粉用の薬の服用
- うがいと手洗い
- 予防措置
秋の花粉の種類
ブタクサ花粉
ブタクサは秋の花粉の代表例で、知っている方も多いのではないでしょうか?
キク科のブタクサは名前の通り草のため、春に多い樹木の花粉とは異なり遠くまで飛ぶことはなく、 飛距離はせいぜい数メートルです。しかし、逆に住宅地やオフィスエリアにもあるため、気づかずに浴びてしまうことが多いともいえます。
ブタクサの花粉は午前中に飛散します。花粉の粒子が小さく、身体の奥深くまで侵入することがあり、気管支にまで入ってくると喘息のような症状を起こすこともあるので注意が必要です。
ヨモギ花粉
ヨモギは草餅の材料として名前が有名なため、秋の植物だとは感じないかもしれませんが、花粉の飛散時期は秋となっています。そしてブタクサと同じキク科の草で、同様に身近なエリアに存在しています。
秋の花粉症対処法
マスクの着用
コロナウイルスも落ち着き、ほとんどの人がマスクをしなくなってきましたが、花粉症を防ぐにはやはりマスクが有効です。外出時、特に風の強い日にはマスクを着用し、花粉を吸引しないようにしましょう。
室内を清潔に保ち、服も綺麗にしておく
室内の花粉を最小限にするために、定期的に掃除をし、窓を閉めることで花粉の侵入を防ぎましょう。空気清浄機を利用することもおすすめです。
また、服に付着した花粉がそのまま家に持ち込まれることも多いため、家に入る前に服を払って花粉をできるだけ外に落とすようにすることや、こまめに洗濯をすることで服を通して花粉を持ち込まないようにすることが重要です。
花粉用の薬の服用
アレルギー症状を軽減するために、医師の指導のもとでアレルギー薬を利用することを検討しましょう。特に重度の症状がある場合、処方薬が必要となることもあります。
手洗いとうがい
外から帰ったら、手洗いとうがいをして手や喉を綺麗にすることで、花粉を体内から排除できます。特に、先述の服の洗濯同様に帰宅後に花粉を取り除くことは重要です。
予防措置
朝起きた時や時間のある時に、その日や今後数日の花粉の飛散情報をチェックし、風の強い日や花粉の多い場所では外出を控えるなど、事前の予防措置も重要です。
秋は美しい季節ですが、花粉症に悩む方にとっては注意が必要な時期でもあります。花粉の種類と対処法を知り、快適な秋を過ごしましょう。アレルギー症状が重い場合には、専門医の診察を受けることをおすすめします。
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